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地上デジタル放送への完全移行が進められていますが、そもそもなぜ地上デジタル放送が登場したのかをご存じですか?

通信や放送に使う電波には限りがあり、日本では現在ほとんどの電波が使われています。電波の残りにゆとりがなく、消防・警察用の通信などの本当に必要な通信に余力を割けずにいる状況です。そこで立ち上がったのが、「地上デジタル放送完全移行」。地デジ放送に移行すれば、それまで使っていたアナログ放送用の周波数が空き、消防・警察用通信や携帯電話などの移動体通信に有効利用できるようになるのです。
地デジ対応テレビをネットに接続すると、テレビの枠を超えてさまざまな生活情報、最新情報が得られるようになります。情報通信技術により、都会も地方も関係なくすべての人に均等に情報が行き渡る――そんな未来を作るためにも欠かせないのです。
- 海外の“地デジ”状況は?
- 日本と同じように、海外でも地デジ放送が整備されています。1998年にイギリスで開始され、現在ではアメリカ、中国、ドイツ、イタリア、韓国、ベトナムなどの世界数十以上の国と地域で放送されています。ちなみにアメリカでは、日本より一足早く2009年2月に地デジ完全移行が予定されていましたが、整備が遅れ、延期となっています。
地デジ放送を受信するには、専用の受信機器が必要です。今あるテレビ(アナログテレビ)をそのまま使っていても、2011年7月24日を境にテレビが映らなくなってしまいます。そこで2つの選択肢があります。
- テレビを地デジ対応の「次世代テレビ」に買い替える
- 地デジ放送を受信できる専用外付チューナーを購入する
多くの方は、「1.テレビの買い替え」を選択しています。では、地デジ放送に対応した「次世代テレビ」にはどんなものがあるのでしょうか?
- 1.液晶テレビ
- 市場の中で多数を占めるのがこの液晶テレビ。各メーカーから価格・サイズともにさまざまなタイプが販売されているので「とりあえず液晶テレビに」という方がほとんどです。

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- 画像表示にはバックライトが必要なため、ライトを内蔵する分薄さには限界があります。
- 色や影の表現が、有機ELテレビと比較するといまひとつ。陰影のあるシーンや動きの速いスポーツの試合などでは、見づらく感じることもあります。

- 明るい部屋(リビング)で、バラエティ番組などの色が明るい番組を見るのに適しています。
- 2.プラズマテレビ
- 液晶テレビの勢いに押されてしまっているものの、本来は性能がいいプラズマテレビ。液晶テレビがやや苦手とする、動きの速い映像の再生や色の再現力に優れています。さらに、斜めから見ても正面から見ても変わらずよく見えるのも特徴です。

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- プラズマテレビも液晶テレビと同じように蛍光体を内蔵するため、薄さには限界があります。
- 有機ELテレビ・液晶テレビに比べると消費電力が30%程度アップしてしまいます。

- 寝室やシアタールームなどで、映画やスポーツの試合、テレビゲームなどを楽しむのに適しています。
- 3.有機ELテレビ
- 紙のように丸めたり曲線にしたりできるテレビ(ディスプレイ)をご存じですか? 高画質でありながら、極限までディスプレイを薄くできる(試作品で薄さ3mm)のが有機ELテレビの特徴です。消費電力が低いのもポイント。

- 現在販売されつつあるものの、まだ開発段階にあり、大量生産・価格低下・大型化が研究課題となっています。

- まだ中・小型のため、今のところはキッチンなどの小スペースで楽しむためのテレビといえそうです。
テレビ選びに迷われる方はたくさんいらっしゃると思いますが、シンプルに「どんな場所で」「どんな番組を」見るか、ということを考えれば自然と選択肢は狭まってきます。また、宿泊施設、一般家庭などでも多少は変わってくるでしょう。見る人のライフスタイルに合わせて選んでください。











